一点ものの乾漆のおちょこです。原型から、一点一点つくっています。内側は和紙肌とし、その上に錫粉を蒔き、漆で塗り固め、和紙の肌感を活かして仕上げました。外側は柔らかい質感をイメージした塗り方で、朱漆でニュアンスのある仕上げとしました。多角の器ですが、乾漆なので柔らかい質感で、また、とても軽いです。素材: 漆、麻布、和紙、錫粉サイズ: 各 約5.2cm×5.4cm×5cm重さ: 各 約9g※電子レンジ、食洗機、タワシ使用。※スポンジを使って中性洗剤で優しく洗って下さい。※値段は器一つの値段です。※他の器は別売りです。カクカク乾漆酒器 (黒)↓乾漆とは…日本では奈良時代に始まったとされる漆工芸の技法で、器物や仏像などの素地の制作法の1つです。木や粘土等でつくった原型に、糊漆(米粉で作った糊と生漆を混ぜた、接着に用いる漆)で麻布などを何枚も張り重ね、素地をつくる技法。基本的な材料は漆と麻布なので、軽くて丈夫です。例)阿修羅像など 赤と黒があります。 内側は和紙肌を活かした仕上げです。 外側は一色で、ニュアンスのある塗り方をしています。